狩猟民族 =旧石器時代-縄文時代 (黒曜石を追って)

 旧石器時代は狩猟民族の活躍した時代である.石器よりも鋭い刃物となる黒曜石は道具の革新技術の一つであり,日本では,蓼科周辺,あるいは北海道に良質の黒曜石を産する.人類が経験した最新の氷河期は1.3万年前に終わった.日本人としての先民族(?)は少なくとも2万年前には存在していたといわれる.氷河時代の過酷な寒冷な時代を狩猟民族として生き延びた人々は,マンモスキラーなどとして知られれているが,その狩猟の道具として黒曜石を用いたことは遺跡からの出土品に示されている.
 そして約1万年前には,温暖な縄文式時代を迎える.一方,縄文時代中期として知られている今より5000年前からの1000年間は,八ヶ岳南方に広がる原野(山梨県~長野県)は大変栄えた.遺跡からは狩猟民として必須の道具として石器のほか,黒曜石が大量に出土する.
 旧石器時代から縄文時代を八ヶ岳周辺の人々はどのように生き延びたのか,興味あるテーマである.狩猟時代の痕跡を探るため各地を訪れた


縄文時代を中心として

山梨県考古博物館 [旧石器-古墳] (2017-5-26)



★ 釈迦堂遺跡博物館 [縄文中期5000年前] (2016-10-30)




★ 尖石縄文考古館 「縄文中期5000年前,一部旧石器」 (2017-5-27, 2020-2-26)
      




★ 井戸尻遺跡 [縄文中期 5000年前] 2016-11-01




大深山遺跡 [縄文中期 5000年前]  2016-10-31/ 2020-2-25




★ 金生(きんせい)遺跡 [縄文後期 4000~2500年前] 2016-10-30




旧石器時代を中心として

★ 冷山周遊ー 黒曜石原石をめぐって[旧石器時代 1-2万年前] (2017-5-28=29) 麦草峠-渋御殿湯-渋川遺跡



★ 星糞峠―鷹山 黒曜石採掘鉱山 [旧石器時代 1-2万年前]  (2017-5-29/ 2018-8-7)




★ 十勝石 -十勝工藝社 [旧石器時代 1-2万年前] (2019-9-29)