山野辺の道 (南)
          2014.10.30


行程:
JR柳本駅で降りて,黒塚古墳と展示館->トレイルセンターで一休みして崇神天皇陵(行燈山古墳)
->景行天皇陵(渋谷向山古墳)→相撲神社→兵主神社→桧原神社→藤井神社→大神神社→JR三輪駅




JR柳本駅下車




黒塚古墳



この古墳からは33面の三角縁神獣鏡が掘り出された.そのレプリカが展示館内に並べられている.





トレイルセンターで一休み.ここは山辺の道の中間点でこれより北の道は天理へと向かう.我々は南の道へ向かう.

崇神天皇陵(行燈山古墳)
地形に傾斜があるので3つの池から成る大きな古墳 私たちは下図の左から入り上側をぐるっと回って下へ歩いた.



景行天皇陵(渋谷向山古墳)
 行燈山古墳からすぐの位置にあり,私たちは右側の道路からコンモリした古墳の上部を見ただけ.











三輪山が見え,それに沿って歩く.
ヤマトタケルが 倭(ヤマト)は 国のまほろば たたなずく 青垣(あおかき),山隠れる(やまごもれる) 倭しうるわし
と歌った青垣根のような山はこの三輪山.






この辺りは纏向(まきむく)と呼ばれる地域で,ヤマトタケルの父景行天皇は纏向の日代(ひしろ)の宮で政務をとったと古事記に記されている.古代大和朝廷が西に熊襲建,出雲建,東に関東,信濃まで征服に奔走したことが窺われる.この周りには卑弥呼の墓ではないかといわれる箸墓興奮など6基の発生期の前方後円墳が存在するアクティブな領域であった.その中を歩く.





日代(ひしろ)の宮跡と称する場所もある.確証はないだろうが.





相撲神社





大兵主(だいひょうず)神社







それからの街道筋はいかにも古びて長い歴史を感じさせる.





桧原神社






玄賓(げんぴ)庵
 玄賓僧都の隠棲していた場所.818年死去.


大神神社(おおみわじんじゃ)
 三輪山をご神体とする神社