上賀茂神社 (京都) 賀茂別雷神社(かものわけいかづちじんじゃ)

賀茂氏(かもうじ,加茂氏,鴨氏,加毛氏)は,いろいろな場所にあり,その出自にしても諸説ある.上賀茂神社,下賀茂神社は天神系(賀茂県主)であり,秦氏との関係が深い.ヤマト土着の豪族である葛城の賀茂氏は地祇系(三輪氏族).備前鴨氏もある.


あおいもち (神馬堂) 神社前











茅の輪はある(夏越祓 6月30日)が,特に蘇民将来はないし,スサノオ系はない.天神系なので当然か.





第一摂社.玉依姫は固有名詞ではなく,タマは神霊,ヨリは人間に憑くことであり,巫女のこと.似た神名は古典にたびたび登場し,例えば古事記の崇神天皇の項に出てくる三輪の大物主の妻となる活玉依姫(いくたまよりひめ)等混同されることも多い.多くは,処女懐妊で神の子を宿すもの.ここでは玉依姫が川遊びをしていると大山咋神(秦氏の神)が化した丹塗矢が川上から流れ下って来た。これを床のまわりに置いていたところ、玉依日売は妊娠し、男子(賀茂別雷命)を産んだ。したがって祭神の母.






























社域を抜けると社家町






藤木社.社家町の守り神.

これは旧家「いせき」