神社の見方 
   −縁起・祭神を見ると大和朝廷の日本統一の過程がわかる

大和朝廷による日本統一により神を2派に分けた.
1.神話 三貴子= 天照大神・月読命・(タケハヤ)スサノヲノミコト
            天津神   ?    国津神あるいは地祇, 地主神
   これにより祭神を見れば,大和朝廷方か、征服された地の神かがわかるようになっている。
 例1 伊勢神宮の祭神は 天照皇大神(内宮)・豊受大神(とようけのおおかみ 外宮)
 例2 神明社は伊勢神宮の摂社・末社
 例3 八坂神社 スサノヲノミコト・櫛稲田姫命・八柱御子神(五十猛神・須勢理毘売命ほか)

2.神の合併:征服地の地主神を取り入れ、統一日本を演出し、大和朝廷の正当性を主張する
  例 諏訪大社 タケミナカタ神(大国主命の子神)と后の八坂刀売神(やさかとめのかみ 地主神)