2010.7. イースター島 皆既日食とペルーツア


はじめにチリ Tololo天文台へ(石垣氏撮影)。300日は晴天のアンデス高地にある天文台。直径4mの反射鏡がある。


サンチャゴから6時間飛んで、明け方雨上がりのイースター島に着いた。観測地まで30分ほど歩く。おお、居酒屋甲太郎の看板!経営者はチリ人とのこと。人口4000人の島に、4000人の観測者が来たと言われる。


途中、雨も降り、強風にもあいながら、日食が見られないなどとは全く思わなかったのが、今考えると恐ろしい。幸い、天気は好転しつつあった。





モアイを保護するため、チリ海軍が出動して民衆の規制に当たった。



7.12. 14時過ぎ(現地時間)。ダイヤモンドリング(左下のゴーストに月の山の存在が写り、シャドーマスクが右の雲に平行線として写る)。シャドーマスクが雲に写った画像は今回のイースター島が初めてとのことで話題になった。




 コロナ。左上、右下が磁力線の極へ向かっていることが示されている。




モアイと皆既日食




クスコ


ペルーへ飛ぶ。インカ帝国の首都クスコ。宮殿を教会に変えたが、土台はかみそり1枚も入らないと言われる石積みの城壁。



ナスカ美人



マチュピチュ



マチュピチュの段々畑跡。クスコと地方を結ぶインカ道が山肌に見える。インカ道を数日かけて歩くハイキングも盛ん。


ナスカ


リマからナスカへは原野のパンアメリカンハイウエイを行く。途中の峠ではトラックが連なる。下りで大型トラックが逆さになってトマトの袋が散逸しているのを見た。原因は、荷の積みすぎでブレーキが利かなくなったことにある。


ナスカの原に立つミラードール。ナスカの地上絵の保護に一生をささげたMaria Reicheが観察のため立てたもの。この塔から見える地上絵はわずかで、現在ではセスナで見る。


セスナで見た地上絵。宇宙人。